ソルクシーズ、プライバシーに配慮したIoT見守りシステム「いまイルモ」を障害者向けグループホームに導入

■プライバシーに配慮した見守りシステムが、入居者とスタッフの双方にメリット

 ソルクシーズ<4284>(東証プライム)は10月17日、同社の見守り支援システム「いまイルモ」が、ゆりいかのサテライト型グループホームに採用されたと発表。サテライト型グループホームは、障害者総合支援法に基づく福祉サービス施設の一つで、入居者の自立を支援する共同生活の場である。ゆりいかは、入居者へのきめ細やかな見守りサービスを提供しつつ、プライバシーにも配慮する必要があり、「いまイルモ」の導入を決定した。

 「いまイルモ」は、人感・温度・湿度・照度などの環境情報に加え、入居者の所在や睡眠状態の推測も可能な多機能システムである。設置が容易で場所を選ばず、施設スタッフや家族など「見守る人」ごとに細かな権限設定ができる点が高く評価された。このシステムにより、入居者により安心で快適な生活環境を提供するとともに、施設スタッフの業務効率化にも寄与することが期待されている。

 ソルクシーズは、今後も「ゆりいか」の新設グループホームへの「いまイルモ」導入を順次検討していく。同社はIoT技術を活用した革新的なソリューションの開発と提供を通じて、社会課題の解決に取り組む姿勢を示している。障害者福祉の現場におけるプライバシーと安全の両立という課題に対し、テクノロジーを活用した新たな解決策を提示した事例として注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る