■第2四半期決算(4~9月・累計、連結)の予想を見直す、為替差損出るが下期に期待
日本光電工業<6849>(東証プライム)は10月18日、買い気配で始まった後10%高の2279.5円(200.0円高)まで上げ、急激な出直り相場となっている。17日の15時に第2四半期決算予想の修正を発表し、好感買いが先行している。
第2四半期決算(2024年4~9月・累計、連結)の予想を見直し、売上高は8月に開示した従来予想を0.7%上回る見込みに、営業利益は同66.7%上回る見込みに引き上げた。AED(心房除細動器)の販売が国内で予想を上回る推移となり、売上総利益率が想定を上回って推移した。一方、為替差損により経常利益は同36.7%引き下げ、親会社株主に帰属する中間純利益も同66.7%引き下げた。3⽉期通期連結業績予想は現在精査中とし、11月7日発表予定の第2四半期決算発表時に開示するとした。為替はひと頃までの一方的な円安が変化しているため、下期は影響が後退するとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)