瑞光が一段高、大幅な受注増などに加え「三角もちあい」の妙味も強まり再び上値を追う

■第2四半期決算では受注高、受注残高とも6割増加

 瑞光<6279>(東証プライム)は10月21日、一段高で始まり、取引開始後は6%高の1396円(85円高)まで上げ、東証プライム銘柄の値上がり率1位に進む場面を見せて高値を更新している。10月3日の第2四半期決算発表を受けて翌日は6.3%下げたが、その翌日に10.2%高と急伸して決算発表前の値段を回復。以後、次第にもみ合いの幅を縮める「三角もちあい」を形成しており、業績への期待とともにテクニカル的な妙味からの買いも加わったようだ。「三角もちあい」は、振幅が煮詰まると大きく動き出すことが多いとされている。

 第2四半期決算(2024年2月21日8月20日、連結)は中国向けの減少や子会社配当の受け取り基準の見直しなどで各利益とも損失だったが、受注高が前年同期比61%増加し、受注残高も前年度末比で60%増加した。通期予想は売上高10%増、営業利益63%増などを継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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