OKI、荷物位置自動追跡技術を開発、倉庫管理の効率化に貢献

■QRコードとRFタグで屋内外の荷物を正確に追跡

 OKI<6703>(東証プライム)は10月21日、倉庫などの荷物位置を自動追跡できる「荷物位置自動測位技術」を開発したと発表。この技術は、QRコードやRFタグを用いて、スマートフォンやRFIDリーダーから荷物の位置情報を測位する。これにより、屋内外を問わず、さまざまな現場環境に適応した荷物位置の自動追跡が可能となり、人の記憶に頼る属人的な荷物保管業務の問題を解決する。

 同技術は、高価な専用機器を必要とせず、汎用端末で利用可能なため、コスト削減にも貢献する。OKIは2025年に本技術を用いた荷物位置自動測位システムの商用化を目指しており、将来的には物流業界以外の分野への応用も検討している。

 開発の背景には、荷物保管業務における人的ミスによる荷物の紛失や出荷遅延などの問題がある。この技術により、自動的に荷物位置を記録することで、これらの問題を解決し、業務効率の向上を図ることができる。なお、本技術は「OKI WORLD 2024」で展示される予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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