【株式市場】前場の日経平均は129円高、NYダウ連日最高値など好感され続伸基調

◆日経平均は3万9110円95銭(129円20銭高)、TOPIXは2689.99ポイント(1.01ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は7億8705万株

 10月21日(月)前場の東京株式市場は、NYダウの3日連続最高値や半導体株指数の3日続伸などが好感され、米国景気への期待などからブリヂストン<5108>(東証プライム)やソニーG<6758>(東証プライム)が反発して始まり堅調に推移し、商船三井<9104>(東証プライム)などの海運株も高い。東京エレク<8035>(東証プライム)は取引開始後に下押す場面があったが半導体関連株も総じてしっかり。日経平均は取引開始後に286円16銭安(3万8775円59銭)まで下押したが、切り返しが鋭く午前10時前には小高くなり、11時20分過ぎには137円92銭高(3万9119円67銭)まで上げて前引けとなった。

 サンウェルズ<9229>(東証プライム)が急反発となり昨年来の安値圏だが業績は上振れ余地とされ見直し買いの様子。ジェイテックコーポ<3446>(東証プライム)は核融合関連株の位置づけで日本維新の会が政策公約に掲げているとされ選挙次第では連立内閣もとされ注目再燃の見方。核融合関連では助川電工<7711>(東証スタンダード)などが連日高。ジオコード<7357>(東証スタンダード)は新セキュリティプラン開始など材料視され出直り拡大。トレードワークス<3997>(東証スタンダード)は株主優待の開始が好感されて出直り拡大。ABEJA<5574>(東証グロース)は10日の8月決算発表を境に動意が目立ち再び一段と上げて戻り高値。

 東証プライム市場の出来高概算は7億8705万株、売買代金は1兆7628億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は894銘柄、値下がり銘柄数は671銘柄。

 東証33業種別指数は21業種が値上がりし、海運、ゴム製品、精密機器、サービス、金属製品、ガラス土石、電気機器、非鉄金属、パルプ紙、その他製品、陸運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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