DNP、植物由来フィルムのバッグインボックス開発、CO2排出量13%削減

■植物由来の素材で、よりサステナブルな社会へ

 大日本印刷(DNP)<7912>(東証プライム)は10月21日、植物由来材料を使用し、プラスチック量を削減したバッグインボックス「DNPバッグインボックス エキタイト バイオテック仕様」を開発したと発表。この新製品は、製品ライフサイクルにおけるCO2排出量を約13%削減しつつ、従来品と同等の性能を実現している。

 よつ葉乳業が、この新製品を業務用液状製品の包材として先駆けて採用した。これは、同社のSDGsへの取り組みの一環である環境活動に対応したものである。DNPは、1980年から無菌状態で流通できるバッグインボックスを提供しており、新製品でもその技術を活かしている。

 新製品の特長として、環境負荷の低減、耐ピンホール性の保持、無菌充填システムの提供、多様な仕様とラインアップがある。DNPは今後、よつ葉乳業への提供を継続するとともに、飲料、トイレタリー、工業用など幅広い業務用市場に本製品を展開していく予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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