■四半期決算発表後の下げを完全に奪回、子育て関連銘柄のイメージで新鮮味
イオンファンタジー<4343>(東証プライム)は10月22日、連日大きく出直る相場となり、7%高の2379円(154円高)まで上げた後も2300円台で売買され、四半期決算発表後の下げを完全に奪回している。アミューズメント施設を世界9カ国で1204店舗(日本738店舗、2024年7月末現在)を展開し、21日、「全国600園以上の幼稚園・保育園で『ラララ!トロピカーニバル!』を導入」と発表。保育・子育て関連銘柄としてのイメージで注目材料視する動きが出ているという。「ラララ!トロピカーニバル!」は作詞・作曲gaagaaS(ガーガーズ)で、全国の幼稚園や保育園での運動会や日々の運動活動に役立てていただく目的で2024年8月から提供を開始。無償提供は10月31日までとしている。
22日の株式市場は日経平均が午前10時には500円安となるなど調整色を強めており、27日投開票の衆議院選で与党の苦戦が伝えられている事を受けて政治の不安定化を懸念する様子があるもよう。こうした中で、保育・子育て関連株は与党・野党とも重点政策とする分野のため買い目があるとみられている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)