セキュアは後場一段高、多発する「闇バイト強盗」事件を受けAIセキュリティに期待強まる

■「政府が防犯支援、トクリュウ事件多発受け」と伝えられ買い先行

 セキュア<4264>(東証グロース)は10月22日の後場一段と上げて12%高の2089円(217円高)で始まり、約3ヵ月ぶりに2100円台を回復して出直りを強めている。AI顔認証システムやAI監視カメラシステム、AI画像解析ソリューションなどを開発提供し、このところ多発する「闇(やみ)バイト強盗」事件や、21日に「公費で防犯カメラ設置補助へ、政府、経済対策で防犯支援、トクリュウ事件多発受け」(産経新聞のニュースサイト10月21日夜)と伝えられたことを受けて連想買いが強まっている。

 業績は拡大継続傾向で、第2四半期決算(2024年1~6月・累計、連結)では、「大型案件の需要は想定以上に強く受注も好調だった結果、前年同期比で導入件数は堅調に推移」(決算短信寄より)、売上高は前年同期比19%増加し、営業利益は同19%増加した。通期では各利益とも連続最高を更新する見込みとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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