ブックオフHDが急反発、第1四半期の大幅増益が好感され直近の4日続落幅を一気に奪回

■架空買い取り案件の調査で順延していた四半期決算を発表

 ブックオフHD(ブックオフグループホールディングス)<9278>(東証プライム)は10月23日、急反発となり、取引開始後に11%高の1460円(146円高)まで上げて直近の4日続落幅を一気に奪回し、その後も8%高前後で堅調に売買されている。22日の夕方、架空買い取り案件の調査によって順延していた第1四半期決算(2024年6~8月・連結)を発表し、営業利益が前年同期の2.7倍になるなど大幅に拡大、見直し買いが優勢になった。

 6~8月の連結決算は、各事業の売上高とも前年同期を上回り、連結売上高は前年同期比8.1%増の282億92百万円となり、営業利益は2.7倍の11億12百万円となった。今期・25年5月期の予想は全体に据え置き、営業利益は35億円(前期比14.7%増)。この32%を第1四半期で達成しており、好調さのうかがえる決算だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■神戸大学との共同開発で年間2.2万トンのCO2削減を目指す  セブン&アイ・ホールディングス<3…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■1500を超えるエピソードが語る  日清食品ホールディングス<2897>(東証プライム)グループ…
2024年10月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■政治リスク下の資産防衛、産金株とバリュー株が浮上  米国大統領選挙が迫る中、トランプ前大統領の支…
  2. ■トランプ氏支持率上昇でNYダウ最高値、金価格も高騰  どうも「もしトラ」らしい。あと2週間後の1…
  3.  政局の不安定化や予想外のノーベル賞受賞など、「ざんねん」な展開が続いた前週から一転、今週は企業業績…
  4. ■東証取引時間延長も視野に、証券各社の業績に注目集まる  前週は石破内閣の解散や選挙関連銘柄の低迷…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る