■デジタル事業、トイホビー事業が大きく伸び、IPプロデュース事業なども好調
バンダイナムコHD(バンダイナムコホールディングス)<7832>(東証プライム)は10月24日、急反発となり、取引開始後は5%高の3237.0円(143.0円高)をつけて急激な出直り相場となっている。23日の15時に業績予想の増額修正を発表し、好感買いが先行している。今3月期の連結営業利益の予想は5月に開示した従来予想を39.1%上回る見込みに引き上げた。
第2四半期(2024年4~9月・累計、連結)が好調で、デジタル事業、トイホビー事業が利益率の高い商品・サービスのヒットなどにより大きく伸びる見込みとなり、IPプロデュース事業やアミューズメント事業も好調に推移したとし、4~9月の連結営業利益の見込みは5月に開示した従来予想を36.6%上回る見込みに見直した。金額で見た増加幅は全体に下期の展開を保守的に見ている形で、調査筋からは、もう少し上振れる可能性があるといった見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)