セブン銀行が年初来の高値を更新、ATMをコアとする事業の拡大に注目強い

■セブン&アイHD巡る新たな動きに備え「仕込み買い」「買いだめ」も

 セブン銀行<8410>(東証プライム)は10月24日、次第に強含んで続伸幅を広げ、午前11時過ぎに319.8円(10.1円高)まで上げて4日ぶりに年初来の高値を更新している。10月中旬以降、福島銀行に東北地方で初の「スマホATM」サービスの提供を開始したことや、日本コカ・コーラの電子マネー「Coke ON Wallet」のATMチャージサービスを開始など、ATMをコアとする事業の拡大が目立つとの見方が出ており、注目度が強まっている。

 セブン&アイHD(セブン&アイ・ホールディングス)<3382>(東証プライム)に対するカナダ企業の買収提案とセブン&アイHDの対応も引き続き思惑要因として買い材料視されており、新たな事態に発展する場合に備えて「仕込み買い」や「買いだめ」を続ける投資家もあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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