【株式市場】前場の日経平均は49円高、朝392円安だが一時215円高まで上げる、TOPIXは小安い

◆日経平均は3万8154円25銭(49円39銭高)、TOPIXは2631.50ポイント(5.46ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億6227万株

 10月24日(木)前場の東京株式市場は、NYダウ409ドル安などを受けて自動車株や機械株などが総じて朝寄りから軟調に推移した一方、東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株は朝安の後切り返して値上がりする銘柄が目立ち、1週間ほど調整含みだった三菱重<7011>(東証プライム)などの重工株も朝安を切り返して堅調に推移。三井倉庫HD<9302>(東証プライム)が業績への期待やPBR向上余地で上げるなど倉庫株も高い。上場2日目の東京メトロ(東京地下鉄)<9023>(東証プライム)は朝方続伸のあと売買交錯。日経平均は寄り後に392円67銭安(3万7712円19銭)まで下押したが、半導体株の切り返しと歩調を合わせて値を戻し、午前10時には215円53銭高(3万8320円39銭)まで上げて大引けまで堅調に推移した。

 日本航空電子<6807>(東証プライム)やキヤノン電子<7739>(東証プライム)が23日発表の四半期決算を受けて活況高。ウェザーニューズ<4825>(東証プライム)は株式売り出し価格決定の翌日から連日高。アール・エス・シー<4664>(東証スタンダード)は政党ビルや選挙事務所の警備に期待とかで3日連続ストップ高。UNBANKED<8746>(東証スタンダード)は国内金相場の最高値を受け一段高。REVOLUTION<8894>(東証スタンダード)は株主優待の新設が好感されストップ高買い気配。フルッタフルッタ<2586>(東証グロース)はジューススタンド大手で同社のアサイーを使用したジュース販売開始などで急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は8億6227万株、売買代金は1兆8433億円。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は442銘柄、値下がり銘柄数は1145銘柄。

 東証33業種別指数は10業種が値上がりし、倉庫運輸、電気機器、その他製品、サービス、食料品、水産農林、医薬品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る