■会議の音声をリアルタイムでテキスト化、業務効率アップ!
埼玉県は、アドバンスト・メディア<3773>(東証グロース)が提供するAI音声認識文字起こし支援アプリケーション「ScribeAssist」を全庁に導入した。これにより、全職員にライセンスが配付され、議事録作成業務の効率化が図られることとなる。従来、会議後に職員が手動で書き起こしを行っていたが、録音データを何度も聞く必要があり、議事録の完成までに多くの時間を要していた。この課題に対処するため、埼玉県庁では「ScribeAssist」を試行導入し、その効果を確認した。
「ScribeAssist」は、リアルタイムで会議音声をテキスト化することで、議事録作成業務を大幅に効率化する。フローティングライセンス方式を採用することで、複数のユーザーがライセンスを共有でき、柔軟に運用できる点が評価されている。また、このアプリケーションはスタンドアローン型であり、セキュアな環境下で利用可能であるため、個人情報や非公開情報を含む会議でも安心して使用できる。
今回の導入により、議事録作成にかかる時間が短縮され、業務効率化が実現する。自動話者特定機能や字幕表示機能が搭載され、正確な会議内容の把握を可能にする。シンプルなユーザーインターフェースにより、直感的に操作できるため、マニュアルなしでも使用できる。このように、埼玉県庁の全庁導入により、「ScribeAssist」の活用が促進され、議事録作成業務が効率化されることが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)