■第2四半期の営業利益は前回予想を63%上回る見込みに
日本電子<6951>(東証プライム)は10月30日、急激に出直って始まり、取引開始後は13%高の6095円(719円高)まで上げ、半月ぶりに6000円台を回復している。半導体製造装置にも注力し、29日の15時に業績予想の増額修正を発表。NY株式市場での半導体株高も追い風に急伸相場となっている。
「為替レートが前提より円安で推移したことに加え、理科学・計測機器事業および産業機器事業の売上が堅調に推移」(発表リリースより)したことにより、第2四半期累計(2024年4~9月、連結)業績予想を大幅に増額し、売上高は5月に開示した前回予想を17.6%わ回る見込みに見直し、営業利益は同63.2%、親会社株主に帰属する中間純利益は同50.0%上回る見込み見直した。通期の業績予想については、「今後の業績動向等を見ながら修正が必要と判断した場合には速やかに開示」(同)としたが、通期予想にも上振れ期待は強いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)