■「インドでは国をあげて半導体産業の育成に力を入れており」新たに設立
TOWA<6315>(東証プライム)は10月30日、次第高となって大きく出直り、午前10時にかけて9%高の2088円(171円高)をつけ、約1週間ぶりに2000円台を回復している。半導体モールディング装置の大手で、29日にインドに販売子会社を設立と発表。NY株式市場で半導体関連株の活況高が続き、NASDAQ総合株価指数が約3か月ぶりに最高値を更新したことも追い風に買い先行となっている。
発表によると、インド子会社は、TOWAが90%を出資し、2025年3月末までを目途に設立する予定。これまでは、インド地域のサポートをシンガポールの販売子会社が行っていたが、「インドでは国をあげて半導体産業の育成に力を入れており、すでに多くの半導体投資計画が進行中」(発表リリースより)。インドにおける半導体関連投資はさらに加速していくと予想されることから設立に踏み切った。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)