エーザイ、アルツハイマー治療薬『レケンビ』がグローバル売上収益100億円達成

■バイオジェン業績発表に合わせ速報、さらなる成長に期待

 エーザイ<4523>(東証プライム)は10月30日、アルツハイマー病治療薬として開発された抗アミロイドβプロトフィブリル抗体「レケンビ」(一般名:レカネマブ)の2024年度第2四半期(7月1日~9月30日)におけるグローバルでの売上収益が100億円(監査前)に達し、前四半期比約1.6倍となったと発表。この発表は、米国の提携企業バイオジェン・インクによる2024年第3四半期業績発表に合わせて行われたものである。

 レケンビの売上収益を含むエーザイの2025年3月期第2四半期(中間期)業績の詳細は、2024年11月8日に予定されている決算発表で明らかにされる予定。レケンビは、エーザイが開発と薬事申請をグローバルに主導し、最終意思決定権を持ち、エーザイとバイオジェンが共同で商業化および販促活動を行っている。

 エーザイは、この売上収益の増加が「レケンビ」の需要の拡大を示すものであるとし、次の四半期にも成長を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■言語生成AIが中心、ストレス軽減にも寄与  ランサーズ<4484>(東証グロース)は、フリーラン…
  2. ■2026年の創業100周年に向けた第一歩  富士急行<9010>(東証プライム)は9月20日、2…
  3. ■お茶1本から9本のグリップ製造、抗菌・消臭効果も  伊藤園<2593>(東証プライム)とヨネック…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■直下型の政局激震はリスク圏外の名証単独上場・重複IPO株へのシェルター軽減策も一法  踏んだり蹴…
  2. ■政治リスク下の資産防衛、産金株とバリュー株が浮上  米国大統領選挙が迫る中、トランプ前大統領の支…
  3. ■トランプ氏支持率上昇でNYダウ最高値、金価格も高騰  どうも「もしトラ」らしい。あと2週間後の1…
  4.  政局の不安定化や予想外のノーベル賞受賞など、「ざんねん」な展開が続いた前週から一転、今週は企業業績…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る