中央魚類は一段と出直る、エビ、カニなど好調で第2四半期の営業利益74%増加

■営業利益は通期予想の83%に達し注目強まる

 中央魚類<8030>(東証スタンダード)は11月1日、続伸基調となり、約3か月ぶりに3300円(135円高)を回復して一段と出直っている。「築地」から「豊洲」へと続く東京中央卸売市場の水産物卸の大手で、31日の夕方に発表した第2四半期決算(2024年4~9月・累計、連結)の営業利益が前年同期比74.6%増加するなど好調で、注目が強まっている。

 4~9月は、生鮮魚の取扱数量は前年並みだったが、エビ、カニ等の冷凍加工品の販売が好調に推移した。また、冷蔵倉庫事業も入出庫量の増加、保管料並びに荷役料の値上げ等により売り上げ、利益ともに順調に推移した。営業利益は20億79百万円となり、据え置いた3月通期の連結業績予想(営業利益は前期比1.4%増の25億円)の83%を達成。師走や年始の繁忙期に向けて勢いのつく推移となった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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