KDDIが反発基調で始まる、株式分割と自社株買いなど好感、5G対応新スマホにも期待

■株式分割は来年3月末を基準日として1株につき2株の割合で実施

 KDDI<9433>(東証プライム)は11月5日、反発基調で始まり、取引開始後は4785円(25円高)をつけて出直っている。前取引日の15時過ぎに第2四半期決算と株式分割、自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感されている。また、5G対応スマートフォン「AQUOS sense9」をauとUQ mobileから11月7日に発売するとしていることも期待要因になっているようだ。

 株式分割は、2025年3月31日(月)を基準日として、同日最終の株主名簿に記録された株主様の所有する普通株式を、1株につき2株の割合をもって分割するとした。また、自社株買いは、2800万株(自己株式を除く発行済株式総数の1.39%)、取得総額1000億円を各上限として、24年11月5日から25年3月24日までの予定で行うとした。

 第2四半期決算(2024年4~9月・累計、IFRS、連結)は、売上高が前年同期比2.8%増加し、営業利益は同2.3%増加、親会社の所有者に帰属する中間利益は同4.7%減だった。通期予想は営業利益15.4%増などの見通しを全体に継続した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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