TACは後場もストップ高で始まる、講座申込み状況が順調で業績予想の大幅増額修正

■第2四半期の予想営業利益は前回予想を66%上回る見込みに

 TAC<4319>(東証スタンダード)は11月5日、急伸相場となり、前場ストップ高の211円(50円高、31%高)まで上げて東証スタンダード銘柄の値上がり率1位となった。後場もストップ高買い気配で始まった。資格取得講座の大手で、前取引日・1日の夕方に今第2四半期(2024年4~9月・累計、連結)の営業利益の予想を5月に開示した前回予想比66.3%増の見込みに見直すなど、大幅な業績予想の増額修正を発表し、注目集中となった。

 24年4~9月は、個人教育事業での講座申込み状況が順調に推移し、売上原価と販売費、一般管理費などについては、高いオンライン受講需要に基づきコスト構造の見直しを行った成果が一部出始めていることなどにより、売上高は前回予想を0.2%上回る見込みに見直し、経常利益は同79.6%上回る見込みに、親会社株主に帰属する中間利益は同84.6%上回る見込みに見直した。営業外収益として受け取り保険金も加わった。決算発表は11月6日を予定している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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