■1日発表の第2四半期決算には反応鈍かったが税前利益34%増加
三菱商事<8058>(東証プライム)は11月6日、反発基調で始まり、取引開始後は2743.0円(28.0円高)と出直りを強めている。1日に発表した第2四半期決算への株価の反応は今一つだったが、6日は「吉本興業と近く業務提携契約を結び、お笑いを中心にコンテンツを生かしたビジネスをもくろむ」(日本経済新聞11月6日付朝刊)と伝えられており、注目し直す動きがあるようだ。
「三菱商事、吉本と提携、お笑い軸に食品や雑貨、海外向け動画も」(同)と伝えられた。「お笑いを軸にしたコンテンツビジネスを強化」し、「吉本のお笑い動画の海外向け発信や共同制作、お笑いを軸にした健康ビジネス、吉本所属芸人と共同での新商品開発などを進める」(同)という。1日に発表した第2四半期決算(2024年4~9月・累計、IFRS、連結)は税引前利益が前年同期比34.0%増加するなど好調だったが、3月月の予想を据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)