■第2四半期はコマース事業、メディア事業、戦略事業とも好調
LINEヤフー<4689>(東証プライム)は11月6日の後場、429.0円(5.4円高)で始まり、前場の一時4.6%安の404.1円(19.5円安)を下値に切り返して堅調続伸となっている。5日の15時30分に第2四半期決算と今3月期の調整後EBITDAの予想と調整後EPS予想の増額修正などを発表、受け止め方は分かれた様子だが、前引けにかけて次第に見直される相場になった。
第2四半期決算(2024年4~9月・累計、IFRS、連結)は、売上収益が前年同期比6.1%増の9252.93億円で、営業利益は同48.7%増の1726.59億円、調整後EBITDAは同15.3%増の2344.24億円だった。売上収益と調整後EBITDAは、「ともに中間連結会計期間として過去最高を更新」(決算短信より)した。
コマース事業はZOZOグループ、アスクルグループなどの子会社を中心に好調で、「Yahoo!ショッピング」も取扱高が増加。メディア事業もアカウント広告(LINE公式アカウント)の有償アカウント数増加や従量課金の拡大などにより好調。戦略事業は、『PayPay』事業などの成長により拡大した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)