【株式市場】日経平均は反落だが新規上場のパートナーAは買い気配

株式市場

◆日経平均の前引けは1万8820円63銭(126円49銭安)、TOPIXは1549.04ポイント(9.95ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億3474万株

チャート13 27日前場の東京株式市場は、NY株の3日ぶり反落などを受けてトヨタ自動車<7203>(東1)が朝高のあと軟調など様子見ムードが漂い、10時頃に米海軍のミサイル駆逐艦「ラッセン」が南シナ海の中国の人工島に接近とロイター通信が伝え、日経平均は前引けにかけて131円91銭安(1万8815円21銭)まで軟化した。前引けも126円49銭安となり、3日ぶりに反落した。主な株価指数の中では東証2部指数が小高い。

 経営統合の報道が伝えられた足利ホールディングス(足利HD)<7167>(東1)常陽銀行<8333>(東1)が高くなり、横浜市のマンションが傾いた問題で波乱含みだった三井不動産<8801>(東1)も堅調。業績予想を増額修正した寿スピリッツ<2222>(東1)フジッコ<2908>(東1)が活況高となり、ビリングシステム<3623>(東マ)エイジア<2352>(東マ)は提携発表などが好感されてストップ高。

 本日新規上場のパートナーエージェント(パートナーA)<6181>(東マ・売買単位100株)は結婚相談所を全国展開し、前場は買い気配をセリ上げたまま初値がつかず、前引けは公開価格1260円を70%上回る2142円の買い気配となった。

 東証1部の出来高概算は9億3474万株、売買代金は1兆65億円。1部上場1904柄のうち、値上がり銘柄数は582銘柄、値下がり銘柄数は1193銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る