■第2四半期の営業利益は43%増加、期末配当は12円に
東急<9005>(東証プライム)は11月11日、一段高で始まり、取引開始後は5%高の2052.5円(106.5円高)まで上げ、今年3月につけた年初来の高値2093.5円に迫っている。前取引日の15時30分に第2四半期決算と通期連結業績予想の増額修正、増配、自己株式の取得(自社株買い)などを発表し、好感されている。
第2四半期決算(中間期:2024年4~9月・累計、連結)は営業収益が前年同期比8.6%増加し、営業利益は同43.5%増加など各利益とも大幅に増加した。今3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、営業利益は5月に開示した前回予想を14.8%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同23.3%上回る見込みに見直した。期末配当は1株12円の予定(前回予想比1円増、前期比では2円の増配)に見直した。
自社株買いは、2400万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.01%)、400億円を各上限として、2024年11月11日から2025年2月28日までの予定で実施(ただし、2024年11月28日から2024年12月30日までの間は取得を行わない)とした。市場買付と立会外買付取引を併用する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)