ヤマハ発動機、日清紡ホールディングスと協業し水上オートバイ専用航行支援アプリを国内初導入

■航行禁止区域や速度超過をアラートで通知

 ヤマハ発動機<7272>(東証プライム)は11月11日、日清紡ホールディングス<3105>(東証プライム)との協業により、国内初となる水上オートバイ(PWC)専用の航行支援アプリ「JM-Safety」の提供を開始したと発表。このアプリは、日本マリン事業協会提供の「PWCエキスパートガイドマップ」の情報を組み込み、地域ごとの条例や規制情報を反映したシステムとなっている。

 「JM-Safety」は、利用者のスマートフォンにインストールすることで、PWC専用モードへの切り替えが可能となる。画面上で利用海域の特徴や自船の位置情報を確認できるほか、航行禁止エリアへの進入時や速度超過時にはアラームが作動する。進入禁止エリアでは離脱するまで警告が継続し、徐行エリアでは制限速度超過時のみ警告が発せられる機能を実装している。

 同サービスの導入背景には、地域ごとに異なる条例や規制の存在がある。水上には標識やブイが少なく、規制図を事前確認しても実際の運転時には判断が困難であった従来の課題に対し、地図上での可視化とアラート機能により、利便性向上と事故防止を目指していく。サービスは関東・関西エリアから開始し、今後順次対応エリアを拡大していく予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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