マネックスGが一段高、NY株式の連日最高値やビットコインの最高値を材料視

■証券事業、暗号資産事業の両方に追い風、トランプ氏の政策に乗る

 マネックスグループ<8698>(東証プライム)は11月12日、一段高となり、取引開始後は7%高の935円(61円高)をつけ、年初来の高値972円(2024年3月5日)に迫っている。NY株式の連日最高値更新を受けて証券事業への寄与が見込まれる上、暗号資産ビットコインも米トランプ氏の政策に乗るとされて連日最高値を更新しているため、持株傘下の暗号資産企業コインチェックにも追い風との期待が出ている。暗号資産関連株はネクスグループ<6634>(東証スタンダード)、メタプラネット<3350>(東証スタンダード)なども値上がりしている。

 米国11日のNY株式は、ダウが304.14ドル高(4万4293.13ドル)と2日続けて終値での最高値を更新し、終値で初の4400ドル台に乗った。また、S&P500種とNASDAQ総合指数は4日続けて取引時間中の最高値と終値での最高値を更新し、S&P500種は終値で初の6000ドル台に乗った。

 また、ビットコインは「一時、1コイン=8.5万ドルを超え、最高値を更新した」(朝日新聞デジタル11月12日午前6時51分)などと伝えられた。続報では、「最新の最高値は8万8448ドル」(コインデスクジャパン午前9時過ぎ)となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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