■大型工事の利益率が改善、受注高も増加が見込まれることに
東亜建設工業<1885>(東証プライム)は11月12日、気配値のままストップ高の1125円(150円高、15%高)に達し、午前11時にかけてまだ値のつかない急伸相場となっている。11日の夕方に発表した第2四半期決算(2024年4~9月:中間期、連結)の営業利益が前年同期比26.1%増加するなど大幅増益となり、3月通期の業績予想のうち利益予想の増額修正も発表、買い材料視されている。
発表によると、売上高は5月に開示した前回発表予想を継続したが、利益面では、主に国内土木事業で複数の大型工事の利益率改善等により利益の増加が見込まれ、受注高も増加が見込まれることとなった。こうした推移を受け、今期・25年3月期の業績予想のうち各利益の予想を増額修正し、連結営業利益は前回予想を21.7%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同33.8%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)