■第2四半期好調、営業利益は予想を39.5%上回って着地
中越パルプ工業<3877>(東証プライム)は11月13日、急激に出直る相場となり、午前9時40分過ぎには18%高の1424円(214円高)まで上げ、約2か月半ぶりに1400円台を回復している。12日の15時30分に第2四半期決算と通期業績予想の増額修正、配当予想の増配を発表し、好感されている。
第2四半期決算(2024年4~9月:中間期、連結)は、前年同期比では各利益とも減益だったが、開示済みの業績予想との比較では、営業利益が39.5%上回って着地し、経常利益は同29.4%、中間純利益は同27.8%上回る着地となった。これを受けて3月通期の予想を全体に増額修正し、通期の連結営業利益は従来予想を8.7%上回る見込みに見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同6.3%上回る見込みに見直した。
配当は、中間・期末とも各々1株35円(従来予想比5円増、前期比でも5円の増配)とし、年間では70円の予定(前期比10円の増配)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)