■新しいリテール事業モデル構築に向けた取組に期待強まる
楽天グループ<4755>(東証プライム)は11月13日の後場、14時頃から一段高となり、984.6円(34.4円高)まで上げて出直りを強めている。14時過ぎから14時半にかけて、同社とみずほFG<8411>(東証プライム)が楽天カードとみずほフィナンシャルグループとの戦略的な資本業務提携を発表し、買い材料視されている。みずほFG株も高い。
発表によると、みずほFGと楽天グループは本日付で株式譲渡契約を締結の上、みずほFGは、楽天カード株式会社(東京都港区)の普通株式の14.99%を楽天グループから取得することとした。みずほFG野発表によると、両社グループは、資産形成・資産運用分野におけるオンライン・リアルの双方を組合せた新しいリテール事業モデル構築に向けた取組について、両グループの連携を含め推進を深化させてきた。今般、楽天フィンテックエコシステムの中核となる事業を営む楽天カードとの提携を深化、拡大することは、みずほFGのさらなる成長を実現し、企業価値の向上により資するものと判断した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)