■みずほFGは中間・期末配当を各65円(従来予想比7.5円増)に
みずほFG(みずほフィナンシャルグループ)<8411>(東証プライム)は11月15日、再び一段高で始まり、取引開始後は5%高の3715.0円(184.0円高)まで上げて高値を更新し、2009年以来の水準に進んでいる。14日の16時前に発表した第2四半期決算(2024年4~9月:中間期、連結)の経常利益が前年同期比30%増加し、通期の業績予想と配当予想を増額修正、自己株式取得(自社株買い)も発表。好感買いが先行している。
9月中間配当は1株65円(従来予想比7.5円増、前期比15円の増配)とし、3月期末配当も同65円(従来予想比7.5円増、前期比では10円増配)の予定とした。自社株買いは5000万株(上限、自己株式を除く2024年9月30日時点の発行済株式総数の1.9%)、取得総額1000億円(上限)で2024年11月15日から25年2月28日まで実施するとした。また、これにより取得した株式を25年3月21日付で消却するとした。
同時に四半期決算と自社株買いなどを発表した三菱UFJ・FG<8306>(東証プライム)、三井住友FG<8316>(東証プライム)も高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)