■「日本中で『地価の急上昇』が大発生」(現代ビジネス)に注目集まる
マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は11月15日、284円(9円高)まで上げた後も堅調に売買され、出来高をともなって出直る相場となっている。マーチャント・バンキング事業で年利5%台の賃貸用マンション29物件を保有し、年間家賃収入11.1億円体制(2024年5月7日現在)の安定運用を行っており、「日本中で『地価の急上昇』が大発生」(現代ビジネス11月15日7:04配信)と伝えられたことなどが買い要因になったとみられている。
「『地価の急上昇』が大発生」は大げさな表記の印象だが、北海道・富良野市の事例や東京都内でのマンション高騰現象などに注目し、訪日観光客の急増やアジア地域の情勢変化とともに、地価急上昇の素地が着々と整っていると指摘する。マーチャント・バンカーズの不動産事業は、保有物件の売却により利益を確保しながら、積極的に好利回りの確保できる都市部のマンションの取得を行い、ポートフォリオを強化していく方針のため、このところの地価動向が追い風になることは確かなようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)