エル・ティー・エスが一段高、第3四半期41%増益で東急建とのプロジェクトも好感

■6か月半ぶりの2500円台に進む

 エル・ティー・エス<6560>(東証プライム)は11月18日、再び一段高となり、午前10時にかけて9%高の2549円(213円高)まで上げた後も2500円台で売買され、約6か月半ぶりの2500円台に進んでいる。プログラムマネジメント事業などを行い、11月12日に発表した第3四半期決算と通期予想の増額修正や13日に発表した「東急建設株式会社の新規事業創造・事業化推進を支援」が好感されて13日からほとんど連騰となっている。

 「デジタル化の支援ではなく、デジタル時代の経営・事業・組織運営を支援」(決算説明資料より)。第3四半期(2024年1~9月・累計、連結)は前年同期比で営業利益が41%増加など大幅に伸びた。12月通期の連結業績予想は、固定資産の譲渡益を要因に親会社株主に帰属する当期純利益だけを前回予想比41%上回る額に見直したが、全体に上振れ期待が強いようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る