【株式市場】前場の日経平均は208円高、米国景気敏感株など強く一時291円高まで上げる

◆日経平均は3万8429円37銭(208円52銭高)、TOPIXは2704.47ポイント(12.71ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億8227万株

 11月19日(火)前場の東京株式市場は、米S&P500種の3日ぶり反発、NASDAQの5日ぶり反発などを受け、日経平均は175円高で始まった後291円14銭高(3万8511円99銭)まで上げる場面があり、前引けも上げ幅200円台で反発基調となった。半導体関連株は高安混在だったが、ソニーG<6758>(東証プライム)、ホンダ<7267>(東証プライム)、ブリヂストン<5108>(東証プライム)などが高く、三菱マ<5711>(東証プライム)や住友電工<5802>(東証プライム)なども高い。

 ユーグレナ<2931>(東証プライム)が目立って出直り香港企業とのバイオ燃料などに関する提携を好感。ゼンショーHD<7550>(東証プライム)は牛丼の値上げや証券会社による投資判断など受けて一段高。日本抵抗器<6977>(東証スタンダード)は米電気自動車大手テスラが3割増産との報道を受け追い風とされ急伸しストップ高。デ・ウエスタン・セラピテクス研<4576>(東証グロース)は緑内障薬の米国での治験に関する発表で急伸しストップ高。エルテス<3967>(東証グロース)は20周年記念の優待が好感され値付かずのまま急伸しストップ高買い気配。

 東証プライム市場の出来高概算は8億8227万株、売買代金は1兆7817億円。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は1177銘柄、値下がり銘柄数は412銘柄。

 東証33業種別指数は27業種が値上がりし、輸送用機器、非鉄金属、精密機器、ゴム製品、銀行、陸運、証券商品先物、その他金融、不動産、保険、小売り、化学、卸売り、医薬品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る