アジャイルメディア、Orb Promotionと合弁会社設立し海外タレントマネジメント事業へ本格参入
- 2024/11/26 08:07
- IR企業情報
■自社タレントの発掘・育成から始め、将来的には他芸能事務所への海外進出支援も
アジャイルメディア・ネットワーク<6573>(東証グロース)は11月25日、Orb Promotionとの業務提携により、新たな合弁会社「株式会社BEBOP」を設立すると発表。この合弁会社は、アイドルやタレントの海外市場展開を目的にしたマネージメント事業を中心とし、中国や東南アジア市場での芸能活動を推進する計画。Orb社の強みであるタレント育成と業界ネットワークを活用し、アジャイル社の既存事業で得た市場ノウハウを融合することで、グローバルなファンマーケティングの実現を目指していく。
BEBOPは、タレントの育成、マネージメント、コンサートやイベントの企画を主な事業内容としている。アジャイル社はこのプロジェクトを進めるにあたり、株主である玉光堂を通じてOrb社を提携相手として紹介された。提携交渉を経て、両社はアイドルの海外進出を支援するための合弁会社設立を決定。Orb社はマネージメント業務を受託し、ノウハウを提供することで、アジア市場での収益拡大を図っていく。
今回の業務提携による事業立ち上げには、初期費用として約170万円、月額で約100万円の運営コストが見込まれているが、これらは既存の資金調達で賄う予定である。同事業は、日本人タレントのグローバル展開を支えると同時に、アジャイルグループ全体の収益基盤の拡大につながると期待されている。事業開始は2024年11月26日を予定しており、グループ間のシナジー効果が注目される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)