■対応する製剤群に新たな製剤が加わる、米系証券が評価強める
日本新薬<4516>(東証プライム)は11月26日、一段高と出直り、取引開始後に5%高の4315円(202円高)まで上げて戻り高値を更新している。20日付で、肺動脈性肺高血圧症治療剤「『ユバンシ』配合錠」について、Johnson& Johnson社(J&J)とのコ・プロモーション活動を開始したと発表。株価は翌日に136円高と大きく上げてから日々の高値を連日セリ上げて動意を強めている。
発表によると、同社は、難病・希少疾患を注力領域として位置づけており、肺高血圧症はそのひとつ。これに対応する製剤群に今回新たに「ユバンシ」が加わった。11月13日に発表した第2四半期決算では3月通期の予想を全体に増額修正した。その翌日にはモルガン・スタンレーMUFG証券が目標株価を1000円引き上げたと伝えられた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)