■税収が減るとされる地方自治体を中心に一段と業務効率化が進む可能性
エイトレッド<3969>(東証スタンダード)は11月26日、続伸基調となり、1578円(37円高)まで上げた後も1570円台で堅調に売買され、出直りを強めている。クラウド型ワークフローシステム「X-point Cloud」などを提供し、「103万円の壁」などの見直しにより、税収が減るとされる地方自治体を中心に業務効率化やDX化を進めるニーズが一段と強まる期待があるとの見方が出ており、注目されている。
業績は堅調で、第2四半期決算(2024年4~9月:中間期)は売上高が前年同期比17.4%増加した。利益面では、クラウドサービス増加によりクラウドインフラコストが大きく増加し、他に人件費、積極的な製品投資による減価償却費など増加する中で「増収分が吸収し増益」(決算説明資料より)となり、営業利益は同9.6%増加。収益力の強さが言われている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)