くろがね工作所は6期ぶり復配が好感され買い気配のままストップ高

■今11月期末配当を1株20円の予定に、権利付最終日は27日

 くろがね工作所<7997>(東証スタンダード)は11月26日の前場、買い気配のままストップ高の897円(150円高、20%高)にはりついて推移し、急激な出直り相場となった。25日の15時30分に「期末配当予想の修正(復配)について」を発表し、今期・2024年11月期の期末配当を6期ぶり復配の1株20円の予定にするとし、好感買いが殺到した。11月期末の配当や優待を確保する買付期限(権利付最終日)は27日になる。

 発表によると、前期まで6期連続で営業損失を計上していることから、5期連続で無配を継続してきたが、中期経営計画『Revive2025』に基づき、業績の回復を早期に図り、復配への見通しを確実なものとすることにより、流通株式時価総額に関しての上場維持基準への適合に向け、株価の回復を目指してきた。当期の業績見通しを踏まえて、安定的な配当の継続の実現に向けた体制が整いつつあると判断し、期末配当予想を1株当たり20円として復配するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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