ブイキューブ、DeepBrain AIと提携、AIアバター技術で企業コミュニケーション革新へ

■新ツールの実証実験を年内にも開始、デジタルコミュニケーションの効率化を目指す

 ブイキューブ<3681>(東証プライム)は11月26日、AI生成によるバーチャルヒューマンビデオならびに会話型AIのイノベーターであるDeepBrain AIと基本合意契約を締結したと発表。同契約は、日本における販売代理店契約として2社目となり、両社の技術を組み合わせた新たなコミュニケーションツールの開発を目指していく。年内には実証実験を開始し、社内研修やカスタマーサポートなどあらゆる場面でのコスト削減と効率化を推進する。

 コロナ禍の経験とAI技術の進化により、ビジネスや教育における非接触・非対面でのコミュニケーション方法が大きく変化している。DeepBrain AIは、実在する人物のAIアバターを30秒の収録で作成でき、テキストや文書の読み込みによるプレゼン動画の自動生成、多言語対応、双方向会話などの革新的な機能を有している。

 将来的には、鉄道会社、銀行、デパートなどの窓口業務のAI化も期待されている。両社のCFOおよび副社長は、この提携が日本市場における生成AIソリューションの発展に寄与し、企業のコミュニケーションDXを推進する重要な一歩となると評価している。ブイキューブは今後も、顧客のコミュニケーション変革に向けた様々なサービス開発を継続する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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