ケンコーマヨネーズ総合フェア2024、東京・大阪で2年ぶりの開催

■約2690名が来場!サラダ料理の未来を提案する4日間

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東証プライム)は、2024年10月と11月に東京と大阪で「ケンコーマヨネーズグループ総合フェア2024」を開催した。テーマは「WAKU-WAKU体験 WAKU-WAKUアイデア」。同フェアでは、業界関係者向けに同社の強みや商品ラインナップ、業態別の提案メニューを紹介し、約2690名が来場した。同展示会は、食品メーカーとしての新たな価値を創造しつつ、外食・中食業界を活性化する目的を持つ。東京会場では2022年以来、大阪では2019年以来の開催となり、大きな注目を集めた。

■試食メニューとテーマで示す革新的なサラダ料理

 展示会の目玉である「サラダ料理コーナー」では、約70種のメニューを展示、そのうち約40種を試食用として提供。「つなぐ」「ひろがる」「むすぶ」という切り口でサラダの新しい形を提案。来場者には厚焼き卵を用いたサンドや、しらすとごぼうのアヒージョ風サラダ、冷製仕立てのトマト味噌汁などが特に好評だった。これらのメニューは、和食材の魅力を活かしながら、新たな食文化を生み出す試みとして高く評価された。また、経営企画室の北崎新英執行役員は、食の楽しさを共有することで生まれるアイデアの重要性を強調した。

■「サラダ料理」の未来を目指して

 代表取締役社長の島本国一氏は、「サラダ料理」を食文化、健康、命を守る一つの形として位置づけ、その未来を切り拓く責任を語った。フェア初日の説明会では、同社の企業理念やビジョンを共有し、来場者が提案商品やメニューを通じて「ワクワク」を体験できる場を提供。同社は引き続き、食品業界全体の発展に貢献する意向を示した。サラダ料理のリーディングカンパニーとして、「世界一」を目指す同社の挑戦は今後も注目を集めるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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