旭化成は北海道でも杭打ち工事のデータ偽装が判明し4日ぶりに反落
- 2015/10/29 09:31
- 株式投資ニュース
旭化成<3407>(東1・売買単位千株)は取引開始後に約5%安の735.0円(40.1円安)まで下げて売買交錯となり、昨日までの3日続伸から反落となっている。横浜市の大規模マンションが一部で傾いた問題を受け、北海道庁が28日、旭化成建材が杭打ち工事を行った釧路市の道営住宅でもデータ偽装があったと発表したため、再び売り先行となった。このたびの件により株価は10月20日に693.6円まで下押した。テクニカル的にはこの下値を割り込まない限り大きな懸念は発生しないが、しばらくは神経質な展開になりそうだ。