28日上場のククレブ・アドバイザーズは1250円(公開価格の32%高)で初値をつけ売買活発

株式市場 IPO 鐘

■企業が保有する不動産(CRE)に関するソリューションビジネスを展開

 11月28日に新規上場となったククレブ・アドバイザーズ<276A>(東証グロース)は、企業が保有する不動産(CRE)に関するソリューションビジネスなどを行い、買い気配を上げて午前10時前に1250円(公開価格950円の32%高)で初値をつけた。その後1324円(同39%高)まで上げる場面を見せて売買されている。

 民間法人が所有する不動産は約524兆円とされる中で、膨大なストックを有する企業不動産(CRE:Corporate Real Estate)に関する多様なニーズに対してデジタルテクノロジーを活用したソリューションを提供し、企業の経営や財務に関する課題解決を支援する。CREの中でも工場・倉庫等の事業用不動産に強みを持つ。

 業績見通し(2025年8月期・連結、会社発表)は、売上高17億92百万円(前期比141.2%)、営業利益5億15百万円(同122.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益3億40百万円(同118.0%)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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