■Z世代が選んだ、瞬間的に爆発した言葉たち
イー・ガーディアン<6050>(東証プライム)は11月28日、2024年のSNS流行語大賞を発表した。大賞は『猫ミーム』で、累計280万回以上のつぶやきを記録した。カテゴリ別では、ゲームは『学園アイドルマスター』、アニメ・漫画は『僕のヒーローアカデミア』、ドラマ・映画は『機動戦士ガンダム』、食べ物・モノ部門は『BeReal.』が1位に輝いた。
■SNSを席巻した動物系トレンド:『猫ミーム』と『アザラシ幼稚園』が席巻
大賞の『猫ミーム』は、猫を素材としたユーモラスなショート動画が特徴で、SNS上で大人気となった。特に「猫の日(2月22日)」を含む2月には話題量がピークに達し、1月から3月の3ヶ月間で約230万件の投稿を記録、短期間で爆発的に流行した。
2位の『好きな〇〇発表ドラゴン』は、ボカロ楽曲がきっかけとなり、3位の『アザラシ幼稚園』は、YouTubeライブ配信が癒しとして人気を集めた。トップ3のうち2つが動物関連のワードであることから、人々がSNSに癒しを求めている傾向が見られる。
ゲーム部門では『学園アイドルマスター』、漫画・アニメ部門は『僕のヒーローアカデミア』が1位。ドラマ・映画部門では『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』が首位を獲得した。食べ物・モノ部門では、編集のない「リアル」な瞬間を共有するアプリ『BeReal.』が圧倒的1位となった。
イー・ガーディアンの分析担当者は、今年のトレンドは瞬間的に話題となった固有名詞が特徴的だと指摘。短期間で爆発的な人気を得たワードや、何気ない投稿からネットミーム化した言葉が目立ったと分析し、来年のSNSトレンドへの期待を示した。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)