■天然由来成分99%!指についたパウダーもスッキリ、フードロス削減への大胆な挑戦
亀田製菓<2220>(東証プライム)は11月29日、代表商品『ハッピーターン』の製造過程で発生する規格外の生地を活用し、新たな『ハッピーターンから作った除菌ウェットティッシュ』を開発したと発表。これは、これまで飼料としてリサイクルしていた焼き上げ不足の生地や焦げついた生地を、新しい価値を持つ製品へと転換する画期的な取り組みである。
ファーメンステーションとの協業により、独自の発酵技術を用いてハッピーターンの副産物からエタノールを製造することに成功。この除菌ウェットティッシュは天然由来99%で、指や口の周りのパウダーをふき取るのに最適な製品となっている。2024年12月上旬から一部のスーパーマーケットでプロモーションが予定されている。
亀田製菓は、2024年5月から『Re Kameda』プロジェクトを立ち上げ、米菓の製造過程で発生する副産物を新しい価値のある商品へと生みかえるアップサイクルの取り組みを推進している。企業理念として、お米の恵みを美味しさ・健康・感動という価値に磨き上げ、持続可能な社会に貢献することを目指している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)