ネオジャパン、米国子会社の事業内容の追加および増資を決議

■「ソフトウエア・クラウドサービスの開発・販売・サポート」を追加する

 ネオジャパン<3921>(東証プライム)は、同社の100%連結子会社「DELCUI Inc.(米国 カルフォルニア州)」の事業内容の追加および増資を発表した。

 ネオジャパンは、「北米における営業活動、現地のマーケット調査、パートナー企業の発掘等」を行うことを目的として2019年6月に米国に100%子会社としてDELCUI Inc.を設立した。

 DELCUI社は、現地のマーケット調査から得られた知見を活かして、日本においても利用が見込まれるサービスの企画・開発等にも取り組みをすすめている。これらの成果をネオジャパンが引き継ぎ、追加開発をすすめ2024年6月にネオジャパンのサービスとしてカスタマーコミュニケーションハブ「NEOPORT(ネオポート)」の提供を開始した。DELCUI社は、引き続き現地のマーケット調査、パートナー企業の発掘も行うが、当面の間、ネオジャパンの開発外注先としての活動が主な事業内容となることが見込まれる。なお、将来的には、自社製品・サービスを開発・販売することにも取り組んでいく。今後、上記のような事業内容の重要性が高まるため、現在の事業内容に「ソフトウエア・クラウドサービスの開発・販売・サポート」を追加するとしている。

 また、DELCUI社における開発体制構築への投資と財務基盤の安定化を図るため増資を行うとしている。

【同子会社の概況】
(1)名称:DELCUI Inc.
(2)所在地:530 Technology Drive,Suites 100 and 200,Irvine,CA. 92618,United States of America
(3)代表者の役職・氏名:CEO齊藤浩介
(4)事業内容:北米における営業活動、現地のマーケット調査、パートナー企業の発掘等
(5)資本金:1百万米ドル(107,885千円:出資時点)
(6)設立年月日:2019年6月
(7)大株主及び持株比率:ネオジャパン 100%

【事業内容の追加】
 変更後の事業内容は、北米における営業活動、現地のマーケット調査、パートナー企業の発掘等にソフトウエア・クラウドサービスの開発・販売・サポートが追加された。

【増資の概要】
(1)増資金額:1百万米ドル(155,000千円、1$=155円想定)
(2)増資後資本金:2百万米ドル
(3)増資引受人:ネオジャパン
(4)増資時期:2024年12月(予定)
(5)増資後所有割合:ネオジャパン100%

 なお、今後の見通しは、同件が当期の連結業績に与える影響は軽微としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る