ピックルスHDはV字型の反発相場、野菜高騰が続く中、証券会社の投資判断を受け買い安心感

■東海東京証券が「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に引き上げと伝わる

 ピックルスHD(ピックルスホールディングス)<2935>(東証プライム)は12月2日、1051円(30円高)まで上げた後も1030円前後で堅調に売買され、V字型の反発相場となっている。同社株式の投資判断について、東海東京証券が「アンダーパフォーム」から「ニュートラル」に引き上げたと伝えられ、見直されている。「野菜・卵の高値いつまで続く?」(NHKニュースWEB11月29日夜)などと伝えられ、原料高への不安が漂っていたが、同証券の投資判断を受けて買い安心感が広がる形になった。

 第2四半期決算(2024年3~8月:中間期、連結)は好調で、営業利益は11億17百万円と期初に開示した通期予想の17億円に対し66%の達成率だった。中長期戦略では、収益性の向上、アイテム数の絞り込み、原価上昇と連動した販売価格の見直し、生産体制の効率化・自動化、原材料調達の見直し・効率化、などを推進しており、同証券では、これらの進展を評価しているようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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