■衛星や位置情報システムなど一層の高精度化するとされ期待強い
日本電子<6951>(東証プライム)は12月3日、続伸基調で始まり、取引開始後は7%高の5643円(373円高)まで上げて出直りを強めている。「世界一正確な『光格子時計』、小型化に成功、東大」(日経電子版11月30日)と伝えられた中で「理化学研究所、島津製作所、日本電子と共同研究した」とされ、連日買い材料視されている。また、米半導体株高、NASDAQ指数の約1か月ぶり最高値などを受け、東京株式市場でも半導体・電子部品株に大きく値上がりする銘柄が続出し、買い安心感が強まっている。
光格子時計は、小型化が進むと宇宙衛星や位置情報システムなどの一層の高精度化を実現できるとされている。報道では「数年以内の実用化を目指している」とされ、注目が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)