■富士フイルムHDグループに加え複数の販売パートナーが多様な展開
サイフューズ<4892>(東証グロース)は12月3日、一時9%高の604円(95円高)まで上げて約2か月ぶりに600円台を回復し、後場は577円(68円高)で売買を開始。引き続き、11月29日に発表した「『ヒト3Dミニ肝臓』の販売体制強化」が買い材料視され4日続伸基調となっている。
発表によると、「ヒト3Dミニ肝臓」は、独自の基盤技術を使用し、ヒト体内の機能の一部を再現した新たな3D細胞製品。次世代の成長分野へ向けた新たな3D細胞製品と位置づけており、2023年9月から、富士フイルム和光純薬株式会社を通じて販売開始している。この度、当社のバイオ3Dプリンタの販売提携パートナーとして実績のあるシスメックス<6869>(東証プライム)も加わり、今後の「ヒト3Dミニ肝臓」に続く3D細胞製品ラインナップ拡充を視野に入れ、複数の販売パートナー企業が販売網・顧客基盤に関して多様な強みを重畳的に発揮できる販売体制を構築した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)