CYBERDYNE、マレーシア政府系機関と契約締結、HAL50セットなど約7億円の受注

■東南アジア最大の医療複合施設に導入:サイバニクス治療の普及加速へ

 CYBERDYNE<7779>(東証グロース)は12月4日、マレーシア政府系機関のPERKESO(社会保障機構)に、同社の革新的なサイバニクス製品を大規模に導入する契約を締結したと発表。2025年1月から運用開始予定の国立神経ロボット・サイバニクス・リハビリテーションセンターに、HALシリーズ50セット(65台)をレンタルし、東南アジア最大の医療複合施設として世界最大規模のサイバニクス製品導入する。

 同契約は、最大5年間で総額約4.6百万米ドル(約7億円)で、マレーシア国内の社会保障制度を通じて患者の負担なくサイバニクス治療を提供する。センターは15.6ヘクタール(東京ドーム3.4個分)の広大な敷地に建設され、約86,400平方メートルの総床面積で常時700人の患者を収容可能である。

 CYBERDYNEは、人間とテクノロジーが共生する「テクノピアサポート社会」の実現を目指し、サイバニクス技術の社会実装を推進している。今回の大型契約は、世界初の装着型サイボーグHALの高い有効性と安全性が評価された結果であり、今後さらなるサイバニクス治療の普及と社会保障の発展に貢献することが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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