【株式市場】前場の日経平均は212円高、NY株最高値や米国景気の堅調観測など好感

◆日経平均は3万9488円51銭(212円12銭高)、TOPIXは2745.44ポイント(4.84ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億3311万株、

 12月5日(木)前場の東京株式市場は、NYダウやNASDAQ総合指数株などの最高値更新を受け、日経平均は取引開始直後に355円91銭高(3万9632円30銭)まで上げた後も3万9500円をはさんで推移し、大幅続伸基調となった。半導体関連株の中には朝高後に軟化する銘柄もあったが、米景気は堅調とのFRB議長発言などを受けソニーG<6758>(東証プライム)やキヤノン<7751>(東証プライム)、任天堂<7974>(東証プライム)などが上げ、NYでのAI株人気と証券会社の投資判断を受け住友電工<5802>(東証プライム)やフジクラ<5803>(東証プライム)なども高値を更新。熊谷組<1861>(東証プライム)も投資判断などで活況高となった。

 三菱重<7011>(東証プライム)が上場来高値を更新し、米軍の「在日宇宙軍」設立など材料視されたもよう。大阪ソーダ<4046>(東証プライム)は急反発となり4日に事業説明会があったもよう。KeePer技研<6036>(東証プライム)は月次売上高など好感され急伸。ユーラシア旅行社<9376>(東証スタンダード)は再びストップ高となり日本政府の中国人ビザ緩和報道を好感。ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は株主優待制度の新設など好感され2日続けて急伸。True Data<4416>(東証グロース)はストップ高となり種サービスがウエルシアHD<3141>(東証プライム)に採用されたとの発表など好感。

 東証プライム市場の出来高概算は9億3311万株、売買代金は2兆753億円。プライム上場1644銘柄のうち、値上がり銘柄数は1044銘柄、値下がり銘柄数は544銘柄。

 東証33業種別指数は18業種が値上がりし、非鉄金属、サービス、精密機器、建設、証券商品先物、不動産、空運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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