マーチャント・バンカーズは後場一段と強い値動き、東証スタンダードの上場維持基準に完全適合

■地方創生型M&A事業への積極展開にも期待強い

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は12月5日の後場寄り後に一段と強い値動きとなり、281円(10円高)まで上げて下値圏から出直りを続けている。2日、東証スタンダード市場の上場維持基準への完全適合を発表しており、あらためて期待の強まる様子となっている。

 これまで、スタンダード市場の上場維持基準の中で「流通株式比率」だけ不適合だったが、2024年10月末には「流通株式比率」を含む、すべての上場維持基準に適合した。また、11月下旬には、ホテル・旅館の再生など、地方創生型のM&Aに積極的に取り組んでいる株式会社ColorsJapanと共同で、貸付型クラウドファンディング(ソーシャルレンディング)による資金を活用し、地方創生型のM&Aに取り組むことも発表。第1号案件として、伊香保温泉のホテル・旅館の創生に向けてクラウドファンディング事業者と準備に着手した。投資事業として取り組んでいくとし、期待が強まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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