DeNAが任天堂のスマホゲーム配信順延と伝わりストップ安

株式市場 銘柄

 DeNA<2432>(東1・売買単位100株)は後場の取引開始直後に一段下押してストップ安の1945円(500円安)まで下げ、20.4%安で東証1部銘柄の値下がり率1位となった。2015年3月に任天堂<7974>(東1)と提携し、新ゲーム開発などに期待がある中で、任天堂が本日・29日午前に経営方針説明会を開催し、「君島達己社長は29日の経営方針説明会で、年内に発売を予定していたスマートフォン(スマホ)向けソフトの配信について、2016年3月に延期すると発表した」(ロイター通信)などと伝えられ、落胆感が広がったとの見方が出ている。ただ、今年の株価は3月に急伸して高値モミ合いが続いており、モミ合いの下値1925円(8月)を大きく割らない限り大勢に変化はないことになる。任天堂も後場寄り後に一段安となり、一時12.7%安の2万85円(2925円安)まで下げた。

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